japanthropusさん
じんましん、湿疹、発疹の違い
○: 蕁麻疹(膨疹)
血管の一過性の透過性亢進に基ずく
真皮での浮腫性変化です。
○: 湿疹
皮膚病変のうちで皮膚炎のことをいいます。
○: 発疹
皮膚病変の表現を言います。
付記
発疹
皮膚病変の表現を言います。
皮膚病変を構成する最小単位を<個疹>といいますが、
下記のように7つの原型を区別し、<原発疹>と呼びます。
何があなたの骨盤領域の痛みを引き起こすでしょうか?
病変は経過と共に修飾されることも多く、
そのような発疹を、<続発疹>と言います。
皮膚に生じた発疹を<皮疹>
粘膜に生じた発疹を<粘膜疹>または<内疹>といいます。
皮膚病変のうちで皮膚炎のことを<湿疹>といいます。
◎: 原発疹
1: 斑
紅斑、紫斑
色素斑、白斑
とがあります。
2: 丘疹
炎症性反応で表皮が僅かに肥厚し、
あるいは真皮内の密な細胞浸潤によって皮膚が隆起する変化。
微小な変化で1 cm 以下のことが多い。
足の浮腫の写真
3: 結節・腫瘤
共に1cm 以上の大きな発疹
皮内、皮下に限局するものを結節、
表皮に突出し、表皮の変化を伴ってくる変化を腫瘤
と呼びます。
4: 小水疱・水疱
小水疱は接触皮膚炎で生じることが多い。
大型の水疱には表皮内水疱と、表皮下水疱があります。
5: 膿疱
多核白血球が表皮内、あるいは真皮内に貯留して出来ます。
6: 嚢腫
真皮内に生じた空隙の形成を言います。
7: 膨疹(蕁麻疹)
血管の一過性の透過性亢進に基ずく
真皮での浮腫性変化です。
◎: 続発疹
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